2022/10/20 15:05

No MEAT No LIFE

どうもどうも。

肉卸スマートマーケット店長の肉丸です!

 

突然ですが皆さん、和牛にもオリンピックがあることはご存じでしょうか?


オリンピックといっても、牛さんが100m走や柔道をするわけではありません。

 

和牛オリンピックとは、5年に1度開かれる和牛の品評会です。正式名称は、全国和牛能力共進会。全国の優秀な和牛を一堂に集めて、改良の成果やその優秀性を競うのです。

 

和牛関係者にとっては、最も重要な大会として注目されています。


勿論、かつべ牛を販売する肉丸も注目しているでしょ!?とよく聞かれます。

 

答えは、No!!!!

かつべ牛は、出品していないから!?

その答えもNo!!!!です。

 

かつべ牛は、敢えて和牛オリンピックに参加していません。理由は、「本当の和牛の味」での審査ではないからです。

 

かつべ牛を含むブランド黒毛和牛は通常、月齢約30ヶ月で出荷しています。黒毛和牛にとってベストな状態は、最低約30ヶ月の肥育が必要だと考えられています。

 

ところが、和牛オリンピックの基準は月齢24ヶ月。本来の約30ヶ月とは、6ヶ月も違います。6ヶ月違うと、やはり肉の旨味や脂の質も変わってきます。

 

かつべさん曰く、

「本来、かつべ牛30ヶ月育てないと本当の旨さが分からん!」


24ヶ月で評価されてしまったら、今まで食べていただいた方に失礼だ!!」ということ。

 

なので、和牛オリンピックには出品していません。では、なぜ和牛オリンピックは24ヶ月以下を推奨するのか。それは、長く育てた分の肥料コストや病気などのリスクのためです。

 

月齢24ヶ月以上の部門があれば…。と思うばかり。しかし、かつべ牛が大会と全く関係ないというわけではありません。

 

先日行われた2022年和牛オリンピックの「肉質」審査部門で、島根県が1位に。かつべ牛といえば、島根県出雲産です。


なんと、受賞した牛を輩出した種牛「久茂福」を肥育した方は、かつべさんのお弟子さんともいえる方です。しかも、その方の奥様は元々かつべ種畜牧場で働いておられました。

 

なので、かつべイズムが継承され「肉質」と「脂肪の質」で、全国1位になったと勝手に思っております(笑)

 

また、出品された全国の45頭の中で最も脂肪の質が優れているとして、特別賞の「脂肪の質賞」も受賞!おめでとうございます!!

 

かつべ牛の特徴である「旨味が強い赤身の肉質」と「もたれない脂肪の質」は、証明されたのではないでしょうか。

 

それではまた。

 

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